英語を学ぶことより、英語で人とつながること。
横浜生まれ。
8歳のとき、父親の仕事の都合で、家族とともに中東のヨルダン王国へ引っ越しました。
現地ではアメリカンスクールに通うことになりましたが、当時の僕は英語がまったく話せませんでした。
学校が始まって最初の1週間。
他の生徒たちとは別に、僕はクラスの後ろで一人、おもちゃで遊んでいました。
先生が何を言っているのかも分からない。
周りの子たちが何を話しているのかも分からない。
そんな状態から始まった僕の海外生活でした。
でも、少しずつ状況が変わっていきます。
きっかけの一つが、サッカーでした。
英語がうまく話せなくても、一緒にボールを蹴ることはできる。
そこから友達ができ、少しずつ学校にも溶け込んでいきました。
今振り返ると、僕にとって英語は最初から「勉強」ではなく、人とつながるためのものだったのかもしれません。
ヨルダンからタイ、そしてアメリカへ
ヨルダンで2年半を過ごしたあと、今度はタイの首都バンコクへ。
現地のインターナショナルスクールに通い、高校を卒業しました。
高校卒業後はアメリカ・ボストンへ渡り、バークリー音楽院に入学。
音楽の道を目指していました。
ところが2年ほど経ったころ、「日本で暮らしたい」という気持ちが強くなり、大学を中退して帰国しました。
日本では音楽活動を続けましたが、思うような結果は出ませんでした。
2年間ほど活動したあと、音楽の道を離れ、不動産販売会社に就職。
しかし、その仕事も3年ほどで退職しました。
27歳。まだ、自分が何をしたいのか分からなかった。
その後、東京ディズニーシーの開業と同時期に、ディズニーアンバサダーホテル内のレストラン「シェフ・ミッキー」で、オープニングキャストとして約1年間働きました。
仕事は楽しかった。
でも、すでに27歳。
「この先、自分は何をしたいんだろう?」
まだ答えを見つけられずにいました。
そこで決めたのが、一度中退した大学に戻ることでした。
28歳でテンプル大学ジャパンキャンパスへ編入。
約2年半後、大学を卒業しました。
卒業後は、渋谷にあるセールス・マーケティング会社に入社。
約5年間、経理やセールスなどさまざまな仕事を経験し、ビジネスや日本の会社で働くことの基本を学びました。
退職後は、ECCや家庭教師のトライで英語を教え、企業ではTOEIC講師も務めました。
会社員としての経験に加え、英語を教える現場でも経験を重ねた後、独立しました。
独立。そして、英語を教える仕事へ。
独立したものの、最初からうまくいったわけではありません。
オンラインで商品やサービスを販売する方法を学び、いろいろなことに挑戦しましたが、なかなか結果は出ませんでした。
そんな中で始めたのが、自分の海外経験を活かした英語レッスンでした。
少しずつ生徒さんが増えていきました。
ところが、今度は別の壁にぶつかります。
一生懸命教えているのに、なかなか英語が身につかない。
レッスン中は分かっている。
その場では言える。
でも、時間が経つと忘れてしまう。
「もっと簡単に、何度でも復習できる方法はないだろうか?」
そう考えていたときに出会ったのが、YouTubeでした。
生徒さんの復習用に始めたYouTube
最初から、多くの人に見てもらおうと思って始めたわけではありません。
目的は、目の前の生徒さんでした。
対面レッスンで習ったことを、家に帰ってからも復習できるようにしたかった。
24時間、どこにいても、スマートフォンがあれば何度でも練習できる。
そのために、生徒さん向けのレッスン動画をYouTubeに公開し始めました。
すると少しずつ、生徒さん以外の方にも動画を見てもらえるようになりました。
視聴者が増え、チャンネルも大きくなり、やがてYouTubeを見た方からレッスンの問い合わせをいただくようになりました。
でも、「英語を教えるだけ」では足りなかった。
たくさんの方に英語を教えていく中で、もう一つ気づいたことがあります。
英語を習っても、実際に使う相手や場所がない。
レッスンで話せるようになっても、実際に外国人と話す機会がなければ、「英語が通じた!」という経験がなかなかできません。
本当に楽しいのは、
自分の英語が相手に伝わったとき。
外国人と笑い合えたとき。
今まで知らなかった人と、英語を通してつながれたとき。
だったら、英語を教えるだけではなく、実際に使うところまでレッスンにしてしまおう。
そう考えて始めたのが、日本人講師と外国人講師の2人で一人の生徒さんをサポートする「ツーオンワンレッスン」でした。
さらに、レッスンだけではなく、外国人と一緒に食事をしたり、飲みに行ったり、街へ出たり。
その方が実際に英語を使いたいシチュエーションに合わせて、サポートする形へと変わっていきました。
そして、現在。
8歳の僕は、ヨルダンの学校で英語がまったく分からず、一人でおもちゃで遊んでいました。
そこからサッカーをきっかけに、少しずつ友達ができました。
振り返ってみると、あのころから僕にとって大切なことは変わっていないのかもしれません。
英語そのものが目的なのではなく、
英語の先に、人との出会いがある。
だから現在は、英語を「教える」ことだけではなく、
外国人と実際に話してみる。
一緒に食事をする。
知り合いを作る。
そして、いつか友達になる。
そんなところまで含めて、英語を使って新しい世界へ踏み出すお手伝いをしています。
英語を勉強するだけで終わらせず、
英語をきっかけに、今までとは少し違う世界へ。
それが、今の僕が英語を教えている理由です。
個別サポートについて
現在、英語を使って実現したいことに合わせた個別サポートも行っています。
オンラインでのサポートから、外国人講師とのツーオンワン、対面でのレッスン、食事や外出など、実際に英語を使う機会づくりまで、一人ひとりの目的に合わせて内容を組み立てています。
詳しい内容やご相談については、個別サポートページをご覧ください。