
これらは、
手順は知っていても
原理を知らないことから生じている場合が少なくありません。
毛穴洗浄は、いま多くのサロンが導入している人気メニューです。しかし導入したサロンの多くが、この壁にぶつかります。
原因は技術者の腕ではありません。「手順書」しか渡されていないことにあります。
本講座では、特定のメーカー名・製品名を一切扱いません。代わりに「アルカリ剤の種類 × pH帯 × 剤形」という3つの軸で製品を分類し、選定基準そのものをお渡しします。理由は3つあります。
| ① 製品は変わる | 製品はリニューアル・廃番・入手困難になります。特定製品の使い方だけを覚えると、その製品がなくなった瞬間に技術ごと失われます。原理を学べば、剤が変わっても応用できます。 |
| ② 肌は一人ひとり違う | 「この製品をこの手順で」という覚え方では、肌質の違いに対応できません。pH帯や剤形の違いを理解していれば、お客様ごとに剤を選び分けられます。 |
| ③ 判断できることが価値 | 「言われた通りに使える人」ではなく「自分で選べる人」になることが、技術者としての価値です。 |
本編は第1部 理論編(47ページ)と第2部 実践編(36ページ)の二部構成です。
第1部で学んだ理論を、現場で手を動かすための手順に落とし込んだ実務マニュアルです。新人スタッフにそのまま渡せる一冊として作ってあります。
文字だけでは伝わりにくい構造とメカニズムを、オリジナルの図解で解説しています。そのままスタッフ研修やお客様への説明にも使えます。
| 図1 | 毛包脂腺ユニットの構造とサロンケアが届く範囲 「毛穴の奥から掻き出す」が成立しない理由が、ひと目でわかります。 |
| 図2 | 角栓の内部構造 ―「殻」と「糊」のミルフィーユ 角栓が洗顔で落ちない理由を、構造から理解できます。 |
| 図3 | pHスケールと、施術中に肌に起きていること 中和する/しないで2週間後がどう変わるかまでを1枚に。 |
第2部 実践編(36ページ)には、上記とは別に図解4点(皮脂の経時変化/角栓の層構造/3つの作用が重なる条件/施術中のpHの動き)と、実際の施術記録写真7点を収録しています。「見て判断する」工程に、判断の基準になる実物を置きました。
さらに特典③(16ページ)には、断面図8点を収録。合計で図解15点になります。
| 見極め | 黒く見えている点の正体 角栓の先端が酸化したものか、色素沈着か。触診とあわせた見分け方を写真で確認できます。 |
| 判断 | 角栓が白く浮き出てきた状態 「次の工程へ進んでいいのか」を、時間ではなく見え方で判断できるようになります。 |
| 個人差 | 浮き出し方は人によって違う 同じ工程でも同じ絵にはならない。だから時間で覚えてはいけない理由が分かります。 |
| 期待値 | 1回で起きる変化の、実際の幅 お客様への期待値のすり合わせを、事実にもとづいて行えるようになります。 |
| 講座名 | 毛穴洗浄の科学 ― アルカリ毛穴ケア技術講座 |
| 形式 | PDFテキスト(会員サイトからダウンロード) |
| ボリューム | 本編 全83ページ 第1部 理論編(47P・全9章+序章+巻末/図解3点・ワーク7つ・確認テスト30問・用語集18語) 第2部 実践編(36P・全7章+巻末2/図解4点・施術記録写真7点) 特典4点(49P)とあわせて合計132ページ |
| 特典 | 毛穴カルテ・施術記録シート(3P)/アルカリ剤 選定チェックシート(4P・STEP1〜9)/皮膚と毛穴の断面図で理解する皮膚理論(16P・図解8点)/別冊ワークブック&確認テスト(26P・解答と講師用評価表つき) |
| 対象 | サロンオーナー・エステティシャン(美容技術者向け) |
| 受講期限 | なし(会員サイトでいつでもご覧いただけます) |
サロンオーナーとして、美容・エステティック分野の技術指導、講座制作、サロン教育に従事しています。専門領域は、フェイシャル、肌分析、スキンケア、カウンセリング、サロン商品提案、サロン教育、頭皮・毛髪分野。
毛穴洗浄は、現場でいちばん「なんとなく」で行われている施術のひとつだと感じています。浮かなかった理由が説明できない。肌質による設定の変え方が分からない。取れた翌日に何が起きているかが見えていない。その状態で回数を重ねることが、お客様の毛穴の目立ちにつながる場合があります。
この講座でお渡しするのは、手順ではなく判断の根拠です。使う製品が変わっても、目の前の肌が変わっても、自分で考えて選べるように。長年のサロン現場と教育の経験から、現場で本当に必要になる部分だけを組み立てました。