UTAGE会員サイトでできること一覧|ログインなし配布・URL構造・設定まで解説
UTAGE会員サイトについて調べている人の多くは、受講者としてログイン方法を知りたいというよりも、運営者側として「どこまでできるのか」「どう使い分けるのか」を知りたいはずです。
教材提供に使えるのか、特典配布としてログインなしで使えるのか、URLはどうなるのか、独自ドメインは使えるのか。 このあたりが曖昧なまま、触ってみて混乱するケースは少なくありません。
UTAGEの会員サイトは、単なる動画置き場ではなく、販売後の提供や特典管理まで含めて設計された機能です。 その一方で、用途を間違えると「思っていた使い方と違う」と感じやすいのも事実です。
この記事では、UTAGE会員サイトを作る側の視点で、できること、設定の考え方、ログインの有無、URL構造、PDF配布の扱いまでを整理します。 マニュアル的な操作手順ではなく、どう使う前提で設計されている機能なのかを中心に解説します。
UTAGE会員サイトでできること
UTAGEの会員サイト機能は、一般的な「ログイン必須の会員限定ページ」だけでなく、ログインなしで見せる無料講座やPDF教材の配布サイト、進捗管理付きのオンライン講座まで、1つの管理画面でまとめて運用できる点が特徴です。
ここでは、実務でよく使われる機能をブロックごとに整理します。
機能一覧とできること
1. 会員サイト全体・コース構造
結論から言うと、UTAGEでは「会員サイト → コース → レッスン」という階層構造で教材を整理できます。
できること
- 会員サイトを複数作成できる(スタンダードプラン以上)
- 会員サイト内に複数のコースを作成できる
- コース内にレッスン(動画・PDF・テキストなど)を並べられる
- レッスンを章立て・ステップ形式で表示できる
この構造により、初心者向けコース、応用編コース、特典コースといった教材を、1つの会員サイト内で分けて提供できます。
また、未購入のコースについては「このコースは未購入です」と表示したり、販売ページへのリンクを表示したりして、会員サイト内からアップセル導線を作ることも可能です。
2. 会員(受講生)管理・進捗管理
UTAGEの会員サイトでは、「誰が・どこまで進んでいるか」を管理画面で確認できます。
できること
- 会員ごとの購入履歴の確認
- ログイン状況の確認
- レッスンの視聴・閲覧進捗の確認
- 個別にコースの付与・停止
進捗が遅れている受講生に対しては、ステップメールやリマインドメールなど、UTAGEのメール配信機能と連動したフォローも可能です。
また、無料会員と有料会員を同じ会員サイト内で分けて管理できるため、「無料講座 → 有料講座」という設計とも相性が良いです。
3. コンテンツ形式(動画・音声・テキスト・PDF)
UTAGE会員サイトは、オンライン講座で使われる主要な教材形式に対応しています。
対応形式
- 動画(外部動画の埋め込み)
- 音声ファイル
- テキストレッスン
- PDF教材
PDFについては、埋め込みビューアで表示、ダウンロードリンクを表示、リンクのみで配布など、表示方法を使い分けできます。
PDFファイルは「メディア管理」からアップロードし、1ファイルあたり最大5GBまで対応しています。 そのため、講座資料、ワークシート、テンプレート集などを教材配布サイトとしてまとめて管理する運用も可能です。
4. ログインなし閲覧(無料公開)機能
UTAGE会員サイトの大きな特徴が、ログイン不要で見せるページを作れる点です。
公開方法
- 会員サイト全体をログイン不要にする
- 特定のコースだけログイン不要にする
- 一部ページのみログイン不要にする
ログイン不要ページは、URL管理画面でプレビューURLを発行し、そのURLを共有することで閲覧可能になります。
この仕組みを使えば、無料動画講座、体験レッスン、説明会アーカイブを入口コンテンツとして使い、そこから有料講座へ誘導する設計ができます。
5. アカウント発行・ログイン関連
UTAGEでは、会員アカウントの発行は自動化が前提です。
主な仕様
- フォーム登録や決済完了をトリガーにアカウント自動作成
- 仮パスワードが自動発行される
- 初回ログイン後にパスワード変更可能
ログイン状態はブラウザのCookieに依存します。 通常利用ではログイン保持されやすい一方、シークレットモードやCookie無効設定の場合は毎回ログインが必要になります。
6. デザイン・表示・UI関連
会員サイトのデザインは、テンプレート+項目単位の編集が基本です。
できること
- ロゴ・カラー設定
- サムネイル画像の設定
- レッスン一覧・ナビゲーションの自動生成
- 並び順の変更
WordPressのような自由なテーマ編集はできませんが、教材サイトとして必要なUIは最初から揃っている設計です。
7. コミュニケーション機能
UTAGE会員サイトには、最低限のコミュニケーション機能が用意されています。
できること
- レッスンごとのコメント機能
- コメントのON/OFF設定
- 会員サイト内のお知らせ表示
受講生からの質問受付や、新レッスン公開の告知などに使われるケースが多いです。
8. 課金連動・販売導線
UTAGEでは、決済・会員サイト・メール配信が一体化しています。
できること
- 商品購入 → 対象コースの閲覧権限を自動付与
- 会員サイト内に未購入コースを表示
- 販売ページへ直接誘導
販売導線込みの会員サイト運用が可能です。
できないこと
一方で、UTAGE会員サイトには明確な制限もあります。
実務で注意すべき点
- WordPressのような自由なテーマ・PHPカスタマイズはできない
- タイムライン型のコミュニティ機能はない
- 多言語サイト切り替えなどの高度機能は想定されていない
- 会員サイト単体でEC在庫管理まではできない
そのため、教材配布・講座運営に特化したツールであり、フルCMSやコミュニティツールの代替ではない、という前提で使うのが現実的です。
UTAGE会員サイトの設定でよく使う項目、登録方法
UTAGEの会員サイトは、「作成 → コンテンツ登録 → 公開・連動」という流れで設定します。
ここでは、実務で特によく触る画面と作業を、実際の運用順に整理します。
会員サイト作成(新規作成〜基本設定)
まず最初に行うのが、会員サイト自体の作成です。
基本的な流れ
- 管理画面上部メニューから「会員サイト」を選択
- 「+追加」をクリック
- 会員サイト名を入力して作成
この時点で、空の会員サイトが1つ作られます。 作成後の「基本設定」で、サイト名・説明文、サムネイル画像、公開状態、ログインが必要か不要かなどを設定します。
ポイントは、ログイン必要・不要は後からでも変更できる点です。 最初は非公開、コンテンツが揃ったら公開という進め方でも問題ありません。
ページ・レッスン設定
次に行うのが、会員サイト内のページ(レッスン)作成です。
操作の流れ
- 対象の会員サイトを開く
- 「ページ設定(レッスン設定)」を開く
- 新しいレッスンを追加
レッスンごとに設定できる項目
- レッスンタイトル
- 表示内容(動画/テキスト/PDFなど)
- 公開・非公開
- ログイン必須/不要
- 並び順
この設定により、無料レッスンと有料レッスンを同じコース内で混在させることができます。
URLは会員サイト → コース → レッスンという階層に基づいて自動生成されるため、管理者が個別にURLを設計する必要はありません。
メディア管理・PDFアップロード
PDFや画像、音声ファイルは、会員サイト画面から直接アップするのではありません。
手順
- 画面右上のアカウント名をクリック
- 「メディア管理」を開く
- ファイルをアップロード
PDFは1ファイルあたり最大5GBまで対応しています。 アップロード後は、メディア管理でPDFのURLを取得し、レッスン内の「PDF要素」にURLを設定して利用します。
これにより、ビューア表示、ダウンロードリンク表示、リンクのみ配布をレッスンごとに切り替えられます。
アカウント自動発行・ログイン情報案内
UTAGEでは、会員アカウントの自動発行設定を事前に行っておくのが重要です。
主な設定・運用ポイント
- フォーム登録や決済完了をトリガーにアカウント作成
- 仮パスワードが自動発行される
- ログインURL・ID・仮パスワードをメールで自動案内
実務では、サンクスメールや決済完了メールにログインURLと案内文を必ず含めるのが定番です。 ここを設定していないと、「どこからログインすればいいか分からない」という問い合わせが増えやすくなります。
課金連動・受講生管理
有料講座で使う場合は、課金連動設定が重要なポイントになります。
できること
- 特定の商品購入時に、特定コースの閲覧権限を付与
- 購入と同時に会員登録・ログイン案内を実行
- 受講生一覧から個別に権限を追加・停止
受講生管理画面では、誰がどのコースを見られるか、進捗状況、コメント投稿などをまとめて確認できます。
コメント・お知らせ設定
最後に、運用時によく触るのがコメント機能とお知らせ機能です。
主な設定項目
- レッスンごとのコメントON/OFF
- コメント承認の有無
- 会員サイト上部への「お知らせ」表示
お知らせ機能は、新レッスン追加、セミナー案内、メンテナンス連絡などを会員サイト内で一括告知する用途で使われます。
UTAGE会員サイトのログインについてのポイントと注意点
UTAGE会員サイトで問い合わせやトラブルが最も起きやすいのが、ログインとURL周りです。 ここでは、仕様と注意点を実務目線で整理します。
ログイン仕様と注意点
結論から言うと、UTAGEのログイン仕様はシンプルですが、前提を知らないと詰まりやすい設計です。
基本仕様
- メールアドレス+パスワードでログイン
- ログイン状態はブラウザのCookieで保持
- Cookieが有効なら毎回ログイン不要
よくあるトラブル例
- シークレットモードを使っている
- ブラウザでCookieが無効、または自動削除されている
- PCとスマホで別ブラウザを使っている
この場合、「毎回ログインが必要になる」「ログインできないと誤解される」といった問い合わせにつながります。 運営側としては、ログイン案内メールに注意書きを入れる、FAQで事前に説明しておくことで、サポート工数を減らしやすくなります。
ログインURL・会員サイトURLの違い
UTAGEでは、URLの種類が複数ある点も混乱しやすいポイントです。
主に使うURL(3種類)
- 会員サイトURL(ログイン後に見るトップページ)
- ログインフォームURL
- ログイン不要で見られるプレビューURL
受講生に案内するのはログインフォームURL、無料公開で使うのがプレビューURLという役割分担になります。 ログインURLと会員サイトURLは同じではありません。
そのため、メールや案内ページでは「このURLからログインしてください」と明確に書くことが重要です。
ログイン不要(ゲスト閲覧)の仕組み
UTAGEでは、ログインなしで閲覧できるページやコースを作れます。
設定パターン
- 会員サイト全体をログイン不要にする
- 特定コースのみログイン不要にする
- 特定ページのみログイン不要にする
共有方法
- 会員サイトの「URL管理」を開く
- プレビューURLを発行・コピー
- そのURLを共有
このURLはメール、LINE、広告、SNSなど、どこからでもアクセスできます。 一方で、URLを知っていれば誰でも見られるため、有料コンテンツや会員限定感を出したい教材には使わない、という切り分けが必要です。
URL管理画面の役割と注意点
URL管理画面では、主にプレビューURL(ログイン不要用)やパラメータ付きURLなどを扱います。
注意点
- プレビューURLは第三者に共有されると閲覧可能
- 検索エンジンにインデックスされる可能性がある
- 細かいSEO制御はできない
そのため、無料配布用や期間限定公開など、用途を決めて使うのが実務では安全です。
独自ドメインとの関係(補足)
UTAGEでは、システム全体に独自ドメインを設定できます。 会員サイトのURLはUTAGEの仕様に沿ったパス構造(サブディレクトリ形式)になるのが基本で、WordPressのように自由なURL設計はできません。
URL構造を細かくコントロールしたい場合は、UTAGEは講座・教材用、ブログやSEO用ページは別CMSと役割を分ける運用が一般的です。
よくある質問(FAQ)
ここでは、UTAGE会員サイトについて実際の運用現場で特に多い質問を、「結論 → 理由 → 対処・補足」の順で整理します。
UTAGE会員サイトはログインなしで使える?
結論として、ログインなしで使えるページ・コースを作成できます。
理由は、UTAGEの会員サイトにログイン不要公開の設定が用意されているためです。
使い分け例
- 会員サイト全体をログイン不要にする
- 特定のコースだけログイン不要にする
- 特定ページのみログイン不要にする
実務では、無料動画講座、体験レッスン、説明会アーカイブをログイン不要にし、本編はログイン必須(有料)にするハイブリッド運用がよく使われます。
UTAGE会員サイトでPDFは使える?
結論として、PDF教材の掲載・閲覧・配布に対応しています。
理由は、UTAGEにメディア管理機能があり、PDFファイルを直接アップロードできるためです。
主な仕様
- メディア管理からPDFをアップロード
- 1ファイルあたり最大5GBまで対応
- レッスン内にPDFを埋め込み表示可能
そのため、講座資料、ワークシート、テンプレートといった教材を会員サイト内でまとめて管理できます。
PDFはダウンロードできる?
結論として、ダウンロードできます。
表示方法(3パターン)
- ビューア表示のみ
- ビューア+ダウンロードリンク表示
- ダウンロードリンクのみ
運用上のポイントは、「必ず保存してほしい資料」はダウンロードリンク表示、「閲覧専用で十分な資料」はビューア表示というように教材の性質で使い分けることです。
ログインできない
結論として、アカウント不具合よりも環境要因が原因のケースが多いです。
よくある原因
- メールアドレス・パスワードの入力ミス
- Cookieが無効、または自動削除されている
- シークレットモードを使っている
- 該当コースの閲覧権限が付与されていない
対処の基本
- パスワード再設定を案内
- 通常ブラウザでのログインを依頼
- 管理画面で受講権限を確認
この流れをFAQやテンプレ回答として用意しておくと、サポート対応がかなり楽になります。
URLが分からない
結論として、管理者側と受講生側で確認場所が異なります。
管理者の場合
- 会員サイト一覧から対象サイトを選択
- 「URL管理」でプレビューURLを確認
- 基本設定画面でログインURLを確認
受講生の場合
- 登録完了メール、決済完了メールに記載されているログインURLを確認
初期メールにログインURLを必ず入れることが重要です。
スマホ対応?
結論として、スマホ・タブレットでも利用できます。
UTAGEの会員サイトはオンライン講座利用を前提としたレスポンシブ対応UIになっています。
注意点
- 大容量PDFや長時間動画は通信量に注意
- スマホごとのCookie設定でログイン保持が変わる
「スマホで毎回ログインが必要」という場合は、Cookie設定を確認してもらうのが定番対応です。
まとめ
UTAGEの会員サイトは、単なるログイン型の会員制コンテンツではありません。 実務目線で整理すると、次のような特徴を持つプラットフォームです。
できること(要点)
- ログイン必須・不要を混在させた講座設計ができる
- 動画・テキスト・PDFをまとめて管理・配布できる
- 進捗管理や受講権限を管理画面で把握できる
- 決済・メール・会員サイトが一体化している
- 無料コンテンツから有料講座への導線を組みやすい
一方で、WordPressのような自由なデザインやSEO調整、タイムライン型のコミュニティ運営、ECサイト代替レベルの物販管理といった用途は想定されていません。
そのためUTAGE会員サイトは、オンライン講座、教材配布、スクール運営、無料講座+本講座のステップ設計といった「教育コンテンツ×マーケティング」用途に特化したツールとして使うのが最も効果的です。
これから導入・設計する場合は、どこをログイン不要にするか、どこから課金・本編に誘導するか、URLとログイン案内をどう整理するか。 この3点を最初に決めておくと、運用後のトラブルや作り直しを大きく減らせます。
本記事で整理した「できること/できないこと」「設定フロー」「ログイン・URLの考え方」をベースに、自分の講座・教材に合った形で設計してみてください。
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