Threadsのシャドウバン・凍結回避策
このレッスンでは、Threadsのシャドウバンと凍結対策について解説していきます。
まず、Threadsにはシャドウバンや凍結の仕組みがあります。
シャドウバンとは?
シャドウバンとは、一見するとアカウントに問題がないように見えても、実は投稿のリーチが極端に制限される仕組みのことです。公式から明確にシャドウバンの存在が発表されているわけではありませんが、実際に多くのユーザーの動向を見ている中で、そのような制限が存在すると考えられます。
シャドウバンされている可能性があるアカウントの特徴として、連続して投稿の表示回数が1桁や30未満になってしまうケースが挙げられます。特に1桁の表示回数が続く場合は、シャドウバンを疑うべきでしょう。フォロワー数が30人以下の場合は、1桁の表示回数になることもあり得ますが、30人以上いるにもかかわらず1桁が続く場合は、シャドウバンの可能性が高いです。この場合、アカウントを作り直すのも一つの選択肢となります。
シャドウバンの原因と対策
現在、シャドウバンされる可能性がある行為として、以下のようなものが確認されています。
- #副業を使う(Instagramと同様の規制)
- 政治関連の投稿や、大統領批判などの発言
- 「稼げる」系の訴求
- アダルト系の訴求
- 本文内にリンクを貼る
- 「X」「Twitter」という単語を使う
特に1と2は高確率でシャドウバンされる要因となります。
フォロワー数が100人以上いるアカウントでも、政治関連の投稿や#副業を含む投稿をすると、その投稿だけ表示回数が1桁になる現象が確認されており、Threads側で何らかの対策が取られている可能性が高いです。
また、投稿本文にリンクを貼ると表示回数が1桁になる現象も確認されているため、リンクはなるべくコメント欄に貼るのが安全です。(これは別の動画でも話した通りです)
シャドウバンを回避するためには、上記のポイントに注意しながら運用することが重要です。
それでもシャドウバンされてしまう場合、10回以上連続で表示回数が1桁や30未満になるようなら、アカウントの作り直しを検討しましょう。実際に、僕の講座生はアカウントを作り直したことで表示回数が伸び、フォロワーが増えたケースもあります。
ただ、単純に「投稿の質が悪い」だけのパターンもあるので、焦りすぎないようにだけしてください。(笑)
凍結について
Threadsでは、アカウントが凍結することもあります。
凍結の原因については、他のSNSと同様に明確にはわかっていませんが、凍結されたアカウントの共通点をまとめると、以下のような特徴が見られます。
- 「稼げる」系の訴求を頻繁に行う(例:「稼げる」「儲かる」など)
- アダルト系の訴求をする
- 短時間に大量の投稿を行う(例:1時間で30投稿など)
- 短期間にリンクを大量に貼る
そのため、他のSNSと同様に、Threadsでも「稼げる」系の訴求を避けたり、リンクを貼る回数を抑えるなどの対策が有効です。
特に情報商材関連のリンクを貼りまくると、規制される可能性があります。実際に、特定のTips系のリンクが規制されたこともありました。(公式LINEでも同じようなことがありましたね。)
そのため、可能な限りリンクを貼る回数は減らすのが安全だとは思います。(僕も貼る時は普通に貼りますが)
ちなみに楽天アフィリエイトなどは、おそらくどのSNSでも公認されているので、安全だと思います。
「楽天アフィリエイト貼ってて凍結した」は聞いたことないので、そこは安心かなと。
凍結を防ぐための対策
凍結を防ぐためには、稼げる訴求・エロ系の発信をしないのは当然のことですが、
リンクの貼り方を工夫するのも効果的です。
- プロフィール欄にリンクを貼る
- 各投稿で「プロフィールのリンクを見てね」と誘導する
このように、リンクの貼る回数を減らし、一カ所に集めることで、凍結のリスクを大幅に減らせます。
それでも凍結される可能性があるため、リスクヘッジとして以下のような対策も検討しておくと良いです。
- メルマガやオープンチャットなどでリストを保管する
- 別のアカウントを作っておく
また、別のアカウントを作る際には、同じスマホではなく、なるべく別の端末から作成し、ログインしておくのが望ましいです。
これは、どのSNSでもよくあることですが、1つのアカウントが凍結すると、同じ端末でログインしているアカウントも凍結される可能性があるためです。実際に、私もビジネスアカウントが凍結された際、プライベートアカウントも同時に凍結されたことがあります。InstagramやTwitterでも同じ現象が確認されているため、Threadsでも同様の仕組みがあると考えられます。
さらに、Twitterでは、数年後に別のアカウントが凍結し、そのアカウントが凍結解除されたタイミングで、数年前に凍結されたプライベートアカウントも同時に解除されたという経験もあります。このことから、同一端末のログイン情報などをもとにアカウントの関連性が管理されている可能性が高いです。
万全を期すなら、サブアカウントはなるべく別の端末で作成・ログインするのがベストでしょう。もしかすると、セキュリティセンターを別にするだけでも有効かもしれませんが、はっきりとはわからないため、リスクヘッジは徹底するべきです。
このように、Threadsにもシャドウバンや凍結のリスクがあるため、対策をしながら運用し、最悪の事態に備えてリストの確保やサブアカウントの用意をしておくことをおすすめします。ぜひ、安全に運用してください。